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2021年8月5日
【交際スタートのきっかけからカナダ永住権を手にするまで ～４カップルの実例～】(2021年8月5日更新）
カナダ人のパートナーがいる人はどんな風に出会ってから、国際結婚または同棲し、カナダの永住権まで成功させているんだろう？ という素朴な疑問にお答えし、実際のカップルの例をあげて、晴れて永住権を手にするまでをご紹介します！
お客様Ａ
出会いからお付き合いの発展
Yさんがワーホリ中、トロントでウェイトレスとして働いていたところ、Jさんがお客様として来店。Jさんはテーブルを担当したYさんの美しさに一目ぼれ。Yさんの仕事の後バーに誘います。お付き合いを始めた二人の悲しい出来事は、Yさんの滞在許可証が切れるため日本へ帰国しなければならないことでした（涙）。
日本帰国中も遠距離恋愛で毎日連絡を取り合いました。そして最初はフランス語に抵抗のあったYさんですが、Jさんの住むモントリオールの学校に行くことに決めました。
プロポーズは一緒に旅行したキューバの海岸。
式はモントリオール近郊、そして日本でも式を挙げました。お二人と愛犬はモントリオールで幸せに過ごしています。
お二人の印象
よく笑う明るいカップルです。
申請のポイント
ケベック州在住のため、国への申請に加えてケベック州への申請が必要でした。
国内申請中に二人で日本に行ったので、カナダに戻ってきやすいようにPort of Entry letter (短期滞在資格があるが永住権を視野に入れていること)を作成してお渡ししました。
お客様B
出会いからお付き合いの発展
スポーツバーの皿洗いをしていた同僚同士、毎日話し、同じ方向に帰宅する中で♡が芽生えお付き合いになりました。もともと日本のアニメや映画に興味のあったZさんは日本人であるKさんと話す機会が欲しかったのです。Zさんと話すうちにKさんの英語は上達。
結婚式はEtobicokeにある教会にて。がんばって貯金して将来は素敵な家を買うのが目標です。
お二人の印象
２０代の二人が、肌の色の違いやまわりのジャッジにひるまずまっすぐな気持ちでお付き合いからご結婚まで至ったのが伝わってきました。
申請のポイント
お付き合いがスタートしてから式まで半年と早かったので、お二人の関係がしっかりしたものであることを審査官にアピールする点に気を付けました。
お客様C
出会いからお付き合いの発展
オンラインで出会ったのが始まり関係が発展。Ｙさんはカナダから日本に帰った後、看護士の仕事をしながらメッセージのやり取りやフェイスタイムでＡさんとのお付き合いが続きました。式は愛知県、その後ＹさんはＡさんのいるカナダに渡ります。今では結婚後生まれたお子さんと一緒にブリティッシュコロンビア州内部の町で幸せに暮らしています。
お二人の印象
Yさんはとにかく優しい方で旦那様とお似合いです。
申請のポイント
Yさんは子宮頸部高度異形成 (Cervical dysplasia)の手術のご経験あり、定期検査が必要でした。健康面で問題があると一部カナダに来れない場合があるので、Yさんのご病気が医療上不適格でカナダに来られないわけではないことを移民局に説明しました。その後無事妊娠されたので永住権申請に必要な健診のレントゲンは後回しにしました。永住権審査中にかわいい赤ちゃんが産まれました。
お客様D
出会いからお付き合いの発展
香港にあるホテルで先輩と後輩だったことがきっかけで付き合い始めました。。もともとカナダの市民権があったＪさんが一緒に住む（コモンローパートナー）Ｍさんをスポンサーすることに。お二人の話題の中心は料理。バンクーバーに来てからは二人でレストランを経営しました。申請審査中にめでたく結婚されました。
お二人の印象
二人ともシェフなのでお料理が上手。お二人が経営するバンクーバーの香港料理のレストランのお料理がおいしかったです。
申請のポイント
Ｊさんに離婚歴があり前妻との間に子供が二人（カナダ国籍所持）いました。スポンサー申請には離婚証明書は必須書類ではありません。離婚証明の代わりに、離別同意書、子供の監護権に関する裁判所命令、婚姻関係が終わり内縁関係に入ったことを示す宣誓書、前配偶者を遺言や保険契約から削除する文章などをスポンサー申請に入れることができます。
上田由美から一言
馴れ初めから将来の夢まで話を聞くのは心が温まり、感動して涙が出てしまうことがあります。仲の良い二人がこれからも一緒にいるためにカナダ永住権のサポートができてこの仕事をしていてよかったと思える瞬間です。
国際結婚のカップルに共通するのは二国間を行き来すること。二人の関係が真実であることを裏付けるために、飛行機の予約や搭乗券、一緒に旅行した時の写真を申請に入れましょう。
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Yumi Ueda, LLB 【Regulated Canadian Immigration Consultant】
埼玉県出身。法学部卒業。2003年カナダに移住。ブリティッシュコロンビア大学（UBC）移民法プログラム修了。カナダの様々な移民コンサルタント・弁護士事務所にて勤務。2007年より、大手法律事務所・Davis LLP(2015年よりDLA Piper LLPに統合）に勤務。2009年、カナダ政府公認移民コンサルンタントの国家試験に合格。2016年に移民コンサルタント事務所、YuPass Canada Immigration Inc.を設立。これまでに個人・企業を含め、世界28か国1,000人以上のビザ取得をサポート。Canadian Association Of Professional Immigration Consultants会員。
Originally from Saitama, Japan and immigrated to Canada in 2003. Graduated from the Immigration Practitioner program at University of British Columbia in 2005. Worked at an immigration division of Davis LLP (integrated to the world’s largest law firm DLA Piper) from 2007 to 2016. In 2009, passed the national exam of the Immigration Consultants of Canada Regulatory Council (ICCRC), and became a Regulated Canadian Immigration Consultant. Established YuPass Canada Immigration Inc. in 2016. Has experience with assisting over 1,000 customers from 28 countries. Member of Canadian Association Of Professional Immigration Consultants.
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