2018年10月9日

【カナダ永住権を取得する9つの方法～基本編～】

カナダ永住権とは？

カナダ人以外の人に認められることがあるステータスで、時間的な制限なしにカナダに住み、学び、働けることができる権利です。

• カナダ永住権を持つことの利点
  期間、雇用主を制限せずに自由に就労することができる
• 学生ビザ、就労ビザと違ってカナダ滞在期間に制限がない
• 医療保険を受けることができる
• 留学生に比べて学費が安くなる

カナダに３年住むことでカナダ国籍に選択もあるが、カナダに長く住んでいてもカナダ人にならずカナダ永住権保持者として本国日本のパスポートを保持し続けることができます。

日本は今のところ2重国籍が許されていません。日本人のパスポートを持ち続けたい方はＰＲカードを５年毎に更新することと、５年の間2年間カナダに住むことでカナダ永住権を保持することができます。

永住権取得方法	取得までの期間
経済クラス	6か月～2年
• 配偶者呼び寄せ（1年） • 親・祖父母呼び寄（2年）	1年～2年
起業家クラス	プログラムによる

1. 経済クラス　🏢

仕事の専門性や能力でカナダの経済に貢献できるとみなされた人たちが申請します。仕事だけでなく、語学、学歴や年齢、カナダにいる親戚の有無などをポイント制で査定するプログラムがあります。

個人でカナダ永住権を申請する一般的な方法は、Express Entry というhttps://www.youtube.com/watch?annotation_id=annotation_1376927811&feature=iv&src_vid=y5ftuVERusg&v=IzfJ8QidomM　システムに登録しますと、点数の高い方で、永住権プログラムの要件に合った方から、正式に永住権申請へ招待されます。

カナダの雇用主がなくとも点数が足りていればカナダ国外からまたは就労許可証申請なしで永住権申請をできる場合があります。

1) Express Entry＋永住権申請（6か月～）

点数が足りなければカナダの会社からジョブオファーをもらうことでLabour Market Impact Assessmentや州推薦プログラム（Provincial Nominee Program）を通して点数の加算ができます。

2) LMIA ＋永住権申請（9か月～）

ジョブオファーを貰うときには、LMIA（Labour Market Impact Assessment）という承認をもらって点数を上げる場合と、職種によってはLMIAが免除になる場合もあります。

Express Entryを通して永住権を申請する時、LMIAが通った時点でExpress Entryに職種レベルによって５０点または２００点の加算があります。

3) 州推薦プログラム（Provincial Nominee Program（“PNP”）（6か月～2年）

カナダの１１の州・自治体にそれぞれの州に見合った独自のプログラムがあります。各州の推薦プログラムに申請する場合は、その州に移住することが前提とされています。
Express Entryを通して永住権を申請する時、PNPが通った時点でExpress Entryに６００点の加算があります。

州によっては技術職でなくセミスキルでも申請できるプログラムを用意しています。

2. 家族呼び寄せ　👪

4) 配偶者、5) 子供、6) 親、祖父母などの家族の永住権の申請ができます。例としてカナダ人との国際結婚で日本国籍の配偶者の永住権を申請する場合が挙げられます。

配偶者や１一年以上同棲しているコモンローパートナー、子供の呼び寄せにはスポンサーが一定額の給与所得があることを示す必要がありません。

関連記事→結婚もしくはコモンローによる配偶者呼び寄せビザで永住権取得の成功率を上げる！https://yupasscanada.com/ja/useful-information-to-obtain-visa-permit-ja/sponsorship/

3. ビジネスをスタートしたい方の例　　🍴🏃

7) Self-employed

２年以上世界レベルの文化活動や陸上競技をしている方は、Self-employedとして申請できることがあります。

8) 州推薦プログラム　- 起業家

各PNPには、起業家のためのプログラムが用意されています。資産額や投資額は州によって異なります。

9) Significant Benefit to Canada

今までの経歴を通して、カナダに多大な貢献をするビジネスをするみなされた方は、Significant Benefit Canadaというカテゴリーを通して就労許可証の取得ができることがあります。この就労許可証を持って１年間以上カナダで働くとExpress Entryの点数が上がり、永住権申請ができることがあります。

もっと知りたい！　☝

カナダ永住権 経済クラス・家族呼び寄せクラスとは？
https://55a.info/contents/immigration/canada/imm/economy-class.html

カナダ永住権・英語試験対策。TOEICでもTOEFLでもなくIELTSかCELPIPが必須

【カナダ永住権・英語試験対策。TOEICでもTOEFLでもなくIELTSかCELPIPが必須】

IRCC‐Immigrate to Canada　🍁
https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/immigrate-canada.html

IRCC Self Employed Person　🍁
https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/immigrate-canada/self-employed/eligibility.html

永住権申請をお考えの方は、お問い合わせください。

カナダ政府公認移民コンサルントは、国家資格をもつ移民法の専門家です。常に最新の移民法を把握しているだけでなく、過去の様々な案件を元に、お客様の目的や申請のタイミングに合わせた実践的なアドバイスをすることが可能です。

• 個人コンサルティングではこんなことが相談できます。
• これからビザ申請を始めるが、どこから始めたらいいのか分からない
• 私がカナダに仕事または勉強で長期滞在できるか可能性を聞いてみたい
• どのカテゴリーで申請したらいいの？
• 移民局のサイトのどこから申請書をダウンロードするの？
• 自分で申請書を作ってみたが、わからないことがある
• 家族をカナダに呼び寄せたいが、どんなことが必要？
• 社員のカナダ転勤に際し、人事担当者にビザ取得をアドバイスしてほしい

コンサルティングでお会いする前に上田由美がお客様の情報と書類をもとに相談案件を分析、リサーチし、ミーティング当日にはビザ取得の可能性と取得までの一貫したプラン、もしくは問題解決方法をご案内します。

お問い合わせはこちらから

https://yupasscanada.com/ja/contact/

写真はシルクドソレイユのモントリオール本部ビル内にて